刑事コロンボ

  02, 2011 14:44

 
ピーター・フォーク氏 逝く
偉大なる名優の死に心よりお悔み申し上げます。
 
ピーター・フォーク=刑事コロンボであることは
多くの日本人にとって同意を得るところであると思う。
 
私はコロンボが大好きだった。
決して見た目のよくない風貌、よれよれのレインコート
調べてみてもメーカーすらわからない安い葉巻。
一度もみたことのない「うちのかみさん」
アメリカ人のヒーロー像を打ち砕く衝撃的なキャラクター設定だ。
 
私世代はコロンボといえば、金曜ロードショー
なんか最近面白い映画がやってないよねと思うタイミングで
コロンボが放映されていたような気もするけれど
私はコロンボが楽しみだった。
 
冒頭から犯人と犯行の手口がわかっており、コロンボがそれを解き明かす
その斬新なストーリー展開もさることながら
じわりじわりと犯人を追いつめていくコロンボと犯人の頭脳戦。
犯人が気づかぬところでミスをしているパターン、
コロンボがブラフを仕掛けて自白を誘うパターンといろいろあるけれど
コロンボは最終的に絶対勝利する。
痛快である。
 
コロンボのどのストーリーが傑作かという話題になるときりがない。
(ミーハーな私は第1シリーズ、若き日のスピルバーグがメガホンをとった
「構想の死角」を最有力候補にチョイスしたいところだが、、)
 
訃報を知り、久しぶりにパイロット版から見返しているのだけども
コロンボのかっこよさは内に秘めたる闘志というのだろうか
絶対に犯行を暴くその執念であろうか
いずれにしても私の中で「絶対に勝利するヒーロー」とは
刑事コロンボか水戸黄門ぐらいである。
 
越後のちりめん問屋に扮した水戸黄門がおとり捜査の最高峰だとしたら
真っ向勝負のコロンボのすごさと言ったら比べるところがないのである。
 
核心へと迫る会話の組み立て、相手の心理を暴く為の伏線
誰しもが見落とすものへの執着と着眼点の多さ。
 
色あせないコロンボの魅力を氏の訃報で改めて再確認することが悲しい。
 
チリビーンズとコーヒーは用意できる。
葉巻を買って来よう。
出来ればプジョー403の模型を買って来よう。
レインコートはないけども、それっぽいトレンチコートはある。
私はいつだって頭はボサボサだ。
私なりの追悼式である。
 
あ~最後にもう一ついいですかね
 
永遠のヒーロー
ピーター・フォーク=コロンボ
安らかに
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